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<Author: 高適>
<Title: 送李少府貶峽中王少府貶長沙>
<Format: 七言律詩>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文有假名>
<style2: 日本現代譯文附假名標注>
<TranslatedTitle: 李少府の峡中に貶せられ 王少府の長沙に貶せられるを送る>
<BookPage: 257>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
嗟君此別意何如，
駐馬銜桮問謫居。
巫峽啼猿數行淚，
衡陽歸雁幾封書。
青楓江上秋天遠，
白帝城邊古木疎。
聖代即今多雨露，
暫時分手莫躊躇。
<End Poem>
<Translation>
ああ君（きみ）たちよ、この別離（べつり）に、心中（しんちゅう）はどんなものであろうか。二人（ふたり）の馬（うま）を引（ひ）きとめ、別（わか）れの酒杯（しゅはい）を交（か）わして、君（きみ）たちが行（い）く左遷（させん）の地（ち）のようすをたずねよう。

李少府（りしょうふ）の行（い）く巫峡（ふきょう）のあたりでは、鳴（な）く猿（さる）の声（こえ）が、しきりに聞（き）こえて、幾筋（いくすじ）かの涙（なみだ）が流（なが）れようし、王少府（おうしょうふ）の行（い）く衡陽（こうよう）のあたりでは、そこから北（きた）へ引（ひ）き返（かえ）すという雁（がん）に、何通（なんとお）かの故郷（こきょう）への便（たよ）りを託（たく）することもできようか。王少府（おうしょうふ）の行（い）く青楓江（せいふうこう）には、秋（あき）の川（かわ）を行（い）く船（ふね）の帆（ほう）が遠（とお）く見（み）えて、李少府（りしょうふ）の行（い）く白帝城（はくていじょう）のあたりには、古木（こぼく）の姿（すがた）がまばらに見（み）えるころであろう。

君（きみ）たちは、このような遠地（えんち）に左遷（させん）される身（み）ではあるが、聖天子（せいてんし）の治（おさ）めたまう御代（ごだい）である現在（げんざい）、豊（ゆた）かな恵（めぐ）みも多（おお）いにちがいない。しばらくの別離（べつり）、ためらうことなく旅立（たびだつ）ちたまえ。
<End Translation>